脳腫瘍の症状
新生児では、頭蓋内圧上昇により頭囲が拡大することにより、症状が現われにくくなります。
また頭痛の表現ができないために、気づかれるのが遅れる場合があります。後から観察すると不機嫌、食欲不振、発達の遅れなどが見られます。
成長段階においては、学業成績の低下、疲れ、性格の変化、行動変化、頭痛などが見られます。
またテント下脳腫瘍では、平衡感覚の欠損、歩行障害、脳神経の障害(顔面神経の麻痺など)、テント上腫瘍では腫瘍のサイズになどにより症状は大きく異なりますが、最も多いのは頭痛、そして痙攣です。
視床下部間脳では、食欲不振、過食、尿がたくさん出るなどが見られます。
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