小児がんの種類
小児がんの中で一番多いのは、白血病、次いで脳腫瘍、そしてリンパ腫、神経芽細胞腫、ウイルムス腫瘍、骨肉腫(骨のがん)、網膜芽細胞腫、軟組織肉腫、肝がん(肝芽腫)などがあります。
◆ 白血病
白血病とは、「白血球のがん」、もしくは「血液のがん」といわれ、血液中の白血球が、異常に増殖し血液内で増加する病気です。白血球の数が増えるだけでなく、増加した白血球は通常とは形態が異なったもの(腫瘍化)となります。白血球系の細胞の腫瘍であることが多いため白血病と呼ばれますが、実際には赤血球系や血小板系の細胞が腫瘍化したものもあり、これらも白血病と呼ばれます。
◆ 脳腫瘍
脳腫瘍は、脳の疾病のひとつで、頭蓋内組織に発生する腫瘍のことを指し、良性と悪性の2種類あります。一般に、脳組織内に発生する腫瘍は悪性のことが多いのに対し、脳組織の外側に発生する腫瘍は良性の場合が多いのです。
◆ リンパ腫(悪性リンパ腫)
悪性リンパ腫は、人間の免疫システムを構成するリンパ節やリンパ組織に発生する腫瘍です。悪性リンパ腫は、血液やリンパ液にのって容易に全身に進行し、特にリンパ節を中心に浸潤、リンパ節を増大させます。
◆ 神経芽細胞腫(神経芽腫)
神経芽細胞腫(神経芽腫)は、子供の悪性固形腫瘍のなかでは最も多く、主に腎臓の上にある副腎という臓器、又は交感神経細胞から発生します。交感神経は背骨の両側に沿って走っているため、首、胸、お腹、骨盤のどこからも発生します。
◆ ウイルムス腫瘍
ウイルムス腫瘍とは、腎臓から発生する小児がんです。よくウイルムス腫瘍は、肺転移を起こしますが、肺転移を起こしていても完治が期待できるものが多い悪性腫瘍です。しかし、まれに悪性度が高く、治療しにくい腫瘍が発生するので注意が必要です。
◆ 骨肉腫(骨のがん)
骨肉腫は、一言で言えば、骨のがんで、腫瘍細胞が骨組織を作るのを特徴とします。骨肉腫は、主に手足の骨の関節に近いところから発症します。まれに、全身の骨に発生することもあります。
