白血病、脳腫瘍、神経芽腫、リンパ腫など解説

神経芽腫とは

神経芽腫は神経堤と呼ばれる神経の母細胞の存在する部位から発生して身体に散らばる神経堤細胞から出現する悪性固形腫瘍です。もともと交感神経(自律神経の一種で興奮性に働く神経系)に分化するはずの細胞が腫瘍化したものです。

この神経芽腫の発生する部位は、副腎髄質(腎臓の上側に薄くのっている副腎の中の副腎髄質)が約6割を占めており、その他、後腹膜腔(お腹の背中側の腹膜という膜の後方)、傍脊髄(背骨のすぐ横)などから発生します。
 

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