悪性リンパ腫とは
悪性リンパ腫はリンパ組織に発生する悪性腫瘍で首周囲、扁桃腺、わきの下、胸腺(胸部の縦隔の前面上にある組織)、お腹の中のリンパ節、股のつけ根、膝の裏側、その他のリンパ節からの発生が多い病気です。しかしまれに、肝、胃、腸、骨、脳、血管などの全身のありとあらゆる場所に発生します。
悪性リンパ腫には
1) ホジキリンパ腫(HL)
2) 非ホジキリンパ腫(NHL)
に大別されます。
悪性リンパ腫の中の頻度としては、日本ではNHLが悪性リンパ腫の約9割、HLが約1割を占めます。