白血病、脳腫瘍、神経芽腫、リンパ腫など解説

急性リンパ性白血病 (ALL) の症状

小児 症状

急性リンパ性白血病 (ALL) の症状は、骨髄の中でどれだけ正常な血液細胞(血球)を造る能力が、白血病細胞によりおかされて置き換えられるか、によって症状が決まります。

▼ 出血
血小板をつくるところが芽球によってやられていくと血小板が減少し、出血が起こりやすくなります。
▼ 感染・発熱
骨髄中で好中球をつくる血球系が芽球におかされると好中球減少芽おこり、感染をおこしやすくなり、よく熱を出すようになります。肺炎、皮膚化膿症などの感染症にかかりやすくなります。
▼ 貧血
骨髄中で赤血球を造る赤芽球系に芽球がおかされると貧血がきます。顔色が不良になりレモンイエローのような皮膚色になります。全身症状としては、元気がなく、疲れやすく、食欲も低下します。
▼ 骨痛
骨に芽球が浸潤したり、骨の中で芽球が増えてくると骨の痛みや関節の痛みが出ることがあります。
 

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