悪性リンパ腫の特徴
1)ホジキリンパ腫(HL)
頸部、鎖骨の上のくぼみ、わきの下、股のつけ根、膝の裏側などの痛みのないリンパ節腫脹が約9割に患者さんに見られます。
また、縦隔腫瘤は、呼吸困難や胸部レントゲン写真できづかれます。
2)非ホジキリンパ腫(NHL)
リンパ芽球の形をしたリンパ腫細胞が見られるリンパ芽球型が多い。また非ホジキリンパ腫は、白血病化しやすく、すなわちリンパ腫細胞が骨髄の中に浸潤していきやすい性質をもっています。骨髄中の悪性リンパ腫細胞が出現すると、急性リンパ性白血病のリンパ芽球と区別がつきません。これは理論的には同じ細胞だからです。